2005年07月29日

お知らせ

開店休業中のようなこちらのブログに遊びにきてくださいまして、本当にありがとうございます。ここ1年ずっと忙しいかったのですが、いよいよこれから未だかつてない忙しさに突入する予定でございます。

お盆過ぎには再開できると存じますので、その折にはまたよろしくお願い致します。
皆様におかれましても、楽しい夏休みをお過ごしくださいませ!

銀の匙拝
posted by 銀の匙 at 01:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月24日

アイランド

土曜も日曜も仕事、今週1週間は休みがない…と思ったとたん、そうだ、オールナイトなら観られるじゃん、と夜9時過ぎに思いつき、行ってまいりました「アイランド」。

ヘンな感想ですが、久々にCGが気にならない映画でした。
ホログラムで格闘技ゲームするシーンとか、空中バイクのシーンとか、CGでなきゃできないんですが、イヤミな感じはしません。絵的にも斬新できれい。あと14年先の近未来、という時代的に中途半端な設定が生きていて、上手く現代とつながっています。生理的に痛そうなのは嫌という方にはお勧めしませんけど、久々に正しく制作費を使った映画を観たって感じでした。

ストーリーは単純ですが、前半はいちおうサスペンス仕立てになっているので、あまり予備知識を仕入れずに行ったほうが面白いと思います。ポスターを見てるとラブロマンスかと思っちゃいますが、アクションシーンの連続で、普通のデートには不向きです。

ユアン・マクレガーは久々に演技力のあるところを見せてくれました。スカーレット・ヨハンソンはちょっと心配だったんですが、イノセントながらやるときゃやる女の子の役でポイント高いです。あの、ぽけっと開いた口が彼女をしてイノセントに見せるのでしょうか。「I'm not an idiot」(だったかな?)っていうセリフは最高だったです。idiotとは、成長しても精神年齢が3歳以下のものを指す(ジーニアス英和)。深いッス。

ショーン・ビーン兄いは…また矢かい!お楽しみに(こらこら)。
こういうの、DVDで観てもつまらないと思うので、ぜひ映画館で観てください。

あらすじがちょっとわかってもOKな方はこちら。
ストーリーにもちょっと触れた感想を読む
posted by 銀の匙 at 02:55| Comment(5) | TrackBack(5) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月20日

皇帝ペンギン

pensama.jpg
(↑公式サイトからダウンロードできます

全国1千万(以上)のトリ好きの皆様こんばんは。
三連休も返上して働かねばならぬこの時期に、どうしても観たい気持ちが抑えきれず(っていうか、今週はもう休むことは無理なので)千難万難を排して言って参りました、「皇帝ペンギン」先行上映。

まさに夏に観るにふさわしい映画です。氷の大地、寒そうな海、冷たい空気に凍り付きそう。しかも映画館側は冷房MAXにして臨場感大増量サービス。もうちょいで遭難しそうでした。

本作品は、皇帝ペンギンが1年の決まった時期に営巣地に集まり、ヒナを育て、また海に帰っていくまでを追ったドキュメンタリーです。オープニングは南極の景色。白一色の世界とはいえ、太陽の光や海の色に染められて、まるでメビウスのイラストに出てきそうな美しい色合いです。

と、感動していると、男声と女声でフランス語のナレーションが容赦なく掛け合いを始めます。しかも、単なるナレーションとか、はたまた子供と一緒にテレビを観ている親が「ほーらこれがペンギンさんよ、何しているのかな?」と話しかけている、というような内容ではありません。男声はオスペンギン、女声はメスペンギンの心の声を代表しているのです。うーん、この演出って…。

何でも言葉で説明しなきゃ気が済まないのかしらと一瞬思ったけれど、そういえば同じフランス映画、同じく鳥が題材のドキュメンタリーでも、「WATARIDORI」は静かな映画でしたっけ。あんなふうに絵だけ見せてくれればいいのにうるさいな…と思っていると、今度は画面も、営巣地に集まってきたペンギンたちで押すな押すなの大にぎわい、何だか夏の江ノ島みたいです。歩き方といい仕草といい、絶対これ中に人が入ってるよ、とペンギンに向けるまなざしも疑惑含みに…。

しかし、そんな不具合も、ヒナが出てくるとたちまち消し飛んでしまいます。ペンギンのヒナもぴよぴよ鳴くんですねー。その愛くるしさは過酷な自然の中で世話してもらうための戦略なのねとかくだらない考えに邪魔されつつも、可愛いものは可愛いのでした。

ペンギンの習性についてはほとんど知らなかったため、いろいろ新鮮で面白かったのですが、それを人間の男女に置き換えようとしてるみたいな演出だけは趣味に合わなかったかも。さすがフランス映画、ドキュメンタリーでさえ主題は「愛」なのね、とちょっと苦笑…。

さて、映画の宣伝のためやってきた、ペンギン大使ペン様の日記がこちら。ペン様…ビミョー。

恵比寿ガーデンシネマで観ました
真ん中よりちょっと後ろ目がよいお席です。
朝から全ての回の受付をします(入場券に受け付け番号を押す)のでお早めに。
posted by 銀の匙 at 01:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月16日

はじめに

サイト「ビルボの書斎」の、映画や展覧会の感想を書くコーナーを独立させて、ブログにまとめました。
なかなか更新の時間が取れませんが(その前に、映画や展覧会を見に行く時間が取れませんが、というべきか)、のんびりやってゆきたいと思います。この記事のバックナンバーはこちらです。

どなた様も、どうぞよろしくお願い致します。
posted by 銀の匙 at 02:59| Comment(0) | TrackBack(0) | はじめに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月10日

「瀧口修造とタケミヤ画廊」展

ochano.jpg

梅雨の晴れ間の真夏のような午後、アキハバラ詣でのついでにお茶の水画廊へ立ち寄り、「瀧口修造とタケミヤ画廊」展をのぞいてきました。

JR御茶ノ水駅の周辺には「Lemon」をはじめ画材屋や美術関係の専門学校がいくつかあり、独特の雰囲気を持っています。割合よく通る場所なのですが、こんなところに画廊があったなんて、ちょっと驚きました。(由緒ある画廊なのに…恥)。画廊のあるあたりは大きなビルの蔭になっていますが、駿河台の交差点近くまで、バブル前の東京を彷彿とさせる懐かしい町並みが続きます。

もちろん画廊そのものも、蔵を改造して作った3階建ての、味わいのある建物です。瀧口修造と仲間たちといった趣の展覧会でしたが、アンドレ・ブルトンの直筆書簡だの、1950年代の草間弥生展のお知らせだの、おやと思うようなものも展示されています。

現代美術通の知り合いたちは申し合わせたように、どの作品も良かったと褒め、見に行くように勧めてくれました。この辺の絵が好きかどうかが、美術が「わかる人」か「わからない人」かの境目らしいんですね。ただ私は正直なところ、この手の絵はどうも好きになれません。だって色が工場の排水みたいに汚いんだもん。それが時代を感じさせて時々げんなりします。音楽のニュー・ウェーブもそうなんだけど、前衛というのは名目とは裏腹に、強烈に時代を引きずってる気が致します。

そこに混ざって何だかこの時代らしからぬ爽やか&軽やかな絵があるなあと思うと、それが瀧口さんの絵だったのでした。この人だけ時代を超越してる感じで良かったです。デカルコマニーの方は、残念ながら趣味じゃなかったけど…。

2005年7月14日まで
posted by 銀の匙 at 23:24| Comment(3) | TrackBack(0) | 展覧会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする