2006年01月26日

鴛鴦歌合戦

oshidori.jpg

この作品、文句なく面白かったですね。
最初の出演者一覧を見ただけで吹き出してしまいます。

嶺澤丹波守(ディック・ミネ)
志村狂斉(志村喬)
お春(市川春代)

って、まんまだってば(爆。

白黒の画面ではありますが、とてもカラフルに感じます。
ディック・ミネ演じる若殿様が「ぼくはオシャレな殿様〜♪」と
突然歌い出したり、骨董ぐるいの傘張り浪人志村さんが
日本に一つの茶碗なるものを持ち出して
「さ〜てさてさて、この茶碗♪」と自慢を始めたり、
なんか鼻歌そのまんま歌詞にしてみました系のナンバーが炸裂。

ミュージカルが何となく恥ずかしい私ではありますが、
ここまでやってくれれば大歓迎です(こういう時代劇ものは
ミュージカルではなく「オペレッタ」というらしいけど)。

鼻歌もあれば竹久夢二風のバラードあり、
1930年の作品だけあって、同時代の他の国のポップスと
似たメロディーが飛び出すのも興味深いところでしょう。

お話は他愛もないものなのですが、明るくて、人情味があって、教訓めいたことも入っていたりして、庶民に愛されそうな内容です。

ごく短期間で撮られた映画だそうで、香港の「賀歳片(お正月映画)」を彷彿とさせます。そして賀歳片同様、軽いノリで作られてはいるけど、決して手抜きにも安っぽくも見えないあたりもスゴイ。

話は変わりますが、
最近見た「Mr.&Mrs.スミス」で女優のアンジェリーナ・ジョリーより
男優のブラッド・ピットの方が顔が一回り小さく見えるんで驚いていたのですが、
さすが歌舞伎役者というべきか、立て役の片岡千恵蔵は顔が大きく、その点でもなんとなく和めたのであります。

土日の朝10時か、平日・土日の夜9時20分からの上映なので、お客さんが少ないのが残念です。この作品はビデオで見るより、満員のお客さんと一緒にげらげら笑って見たいものです。

シャレがわかる皆様に、超超オススメです。

ユーロスペース(渋谷)
posted by 銀の匙 at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月24日

【改】1月第4週のリマインダー

【映画】

「Mr.&Mr.スミス」ようやく見ました。なかなか洒落た映画でしたね。
壮大な夫婦げんかとも言いますが…。

今年の3月は注目映画目白押しなので、今からどうしようか迷ってます。
果たして何本見られるんだろう…。

天空の草原のナンサ 日比谷シャンテシネ
・eticaさんに教えて頂きました。今週見ます!

ドイツ・アニメーションフィルムシネマ・アンジェリカ(渋谷)  
・2月10日まで
短編ばかり15本のアニメーション・フェスティバル。

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ホテル・ルワンダ
シアターN(渋谷)
・アフリカを舞台にした映画。ファンの署名により上映が実現したそうですね。そうそう、署名運動というのはこういう風にファンがやるものだと思います。
シアターNはユーロスペースが円山町に移転した後にできた映画館です。

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マクダル・パイナップルパン王子
・香港発のアニメーション。声の出演はなななんと、アンディ・ラウ!…がブタの役ですか(はぁ)。ま、イライジャ次作はペンギンの役だっていうから似たようなものですね(いや、違う…)。素直にメロンパンと訳さず、より原題に近いパイナップルパンにしたのは何かの伏線?(酢豚つながりとか…をい!!)
3月上旬 ユーロスペース(渋谷)


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リトル・イタリーの恋
3月 日比谷シャンテ・シネ 

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イーオン・フラックス
3月 全国
*予告の絵は良かったけど、戦うセクシーヒロインってパターンはちょっと微妙…。

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Touch the Sound
3月 ユーロスペース(渋谷)ほか全国
・音楽映画はハズレがない。映画がつまんなくても音楽を聴けばそれでOKなので、これは見たい映画。

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アイスランド映画祭
3月 ユーロスペース(渋谷)
「氷の国のノイ」(感想はこちら)のダーグル・カウリ監督の作品も上映されるとのことで、これも楽しみ。

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立喰師列伝
*やばい。ヤツは立喰いのプロだ…!
という広告コピーが異常にツボにはまったためチラシを貰ってきました。うっ!押井守監督じゃないですか。これはたとえハズレでも、やはり見るしかないのか?!しかもこれ、アニメなの??
4月 シネクイント(渋谷)

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ダ・ヴィンチ・コード 5月20日
*原作本自体はあまり面白さがわからなかったけど(「ミステリー」ってジャンルの面白さがわかってないだけなんです、たぶん)、イアン・マッケラン卿が出ているとなれば見なければ…。トム・ハンクスも髪型のおかげかそれほど壊滅的じゃなさそうだし、ポール・ベタニー(?予告の登場秒数ではショーン・ビーンを見つける並の動体視力がないと認識できなさそう)がカッコ良さそうだし。

Vフォー・ヴェンデッタ 4月29日 渋谷東急ほか
*ナタリー・ポートマンが出てた予告は面白そうだったけど…。

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M:i;V 7月
*中国の水郷で撮影があったというニュースを見たので、ちょっと楽しみ。予告の冒頭に出てくるビルは上海ですよね。

【展覧会】
スケアリーガール ギャラリー・レレ(東京・代官山)

【催し】
アニメーション作家 米正万也の作品製作とエストニアのアニメーション
青山・こどもの城)2月11日
・事前に申し込みが必要です。
posted by 銀の匙 at 20:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 催し物 リマインダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月23日

Motion Graphics7



新橋はリクルートビルの1階に設けられた小さなギャラリーでの展覧会。映像作品だけなので、むしろ上映会と言うべきでしょうか。

映像表現の第一線で活躍中の、辻川幸一郎、森野和馬、石浦克、エンライトメント、グルーヴィジョンズ、AC部、タナカカツキの7組の映像クリエーターたちによる競演です。それぞれの代表作を一気に見ることができます。

メイン会場では映像だけを流していますが、会場の一角には音声付きの上映コーナーが設けられています。やはり音と一緒に見ると印象はかなり異なります。森野和馬×ケンイシイのコラボ、辻川幸一郎×コーネリアスのコラボなどお馴染みの作品の他、よくインテリアショップで見かけるゴーカートゲームみたいなグルーヴィジョンの映像、しりあがり寿系(?)なAC部(こんなグロ作品が「みんなのうた」のアニメとは…。こと短編に関していうと、NHKのはじけっぷりは相変わらず素晴らしい)。これで入場無料とはちょっと申し訳ないような充実度です。

アニメーションの技術や実験映像としての面白さというより、デザイン作品としての完成度を追求しているようなので、映画ファンよりデザインファンの方が、お気に召すかもしれません。 

Creation Gallery G8(クリエーション・ギャラリーG8)(東京・新橋)
2006年2月3日(金)まで
11:00-19:00 水曜20:30まで
祝祭日、土曜は休館
もより駅は新橋。有楽町、日比谷、銀座からも徒歩圏内です。
posted by 銀の匙 at 21:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月15日

1月第三週のリマインダー

外出先からもブログが見られるようになったため、注目してるもの、見たいものをメモしておくことにしました。

【映画】
 「Mr.&Mrs.スミス」1月3週以降まで延長になりました。来週こそ行きます!
 「鴛鴦歌合戦」ユーロスペース 21時20分〜22時40分 1月21より土日のみ10-11:20 
 「僕と未来とブエノスアイレス」 銀座テアトルシネマ 21:05〜 割引なし
 「僕のニューヨークライフ」恵比寿ガーデンシネマ 11:30 14:00 16:30 19:00  
 (上映時間・約2時間)
 「目には目を」イメージフォーラム シネマテーク 1月22,29日のみ14:00 16:00
 「サヨンの鐘」阿佐ヶ谷ラピュタ 1月15日〜21日
 「アイスランド映画祭2006」3月 渋谷ユーロスペース
 「マクダル パイナップル王子」3月 渋谷ユーロスペース

【舞台】
 コンドルズ「勝利への脱出(4月7,8,9日)」
 1月29日(日)10:00〜チケット販売
 *毎回チケット買ってるのにいつも友人に譲るはめに。今度こそ行くぞ!

【展覧会】
「ミヒャエル・ゾーヴァ」松屋銀座 1月18日〜
 「日本橋絵巻」三井記念美術館 2月12日まで 
  *「煕代照覧」が出品されます。必見!
 「亀倉雄策」ギンザグラフィックギャラリー 1月31日まで 日曜休
 「ニューヨーク バークコレクション」東京都美術館 3月5日まで。
 「長谷川潔展」横浜美術館 3月16日まで
posted by 銀の匙 at 20:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 催し物 リマインダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月11日

オラファー・エリアソン 影の光

olafur.jpg

デンマークの作家、オラファー・エリアソン(Olafur Eliasson)の個展です。
最初の展示室にテーブルを置き、作品集が並べてあったのがとても新鮮でした。
これまでだと、出口やミュージアムショップに置いてあるケースがほとんどでしたので。

おかげで、今回の展覧会は彼の幅広い作品世界のごく一部分であるということが
最初にわかって良かったです。何しろ、会場に合わせて割とこぢんまりした、光を使ったインスタレーション作品が中心でしたから。

まずはタイトルが「美」という作品。ず、ずいぶん大きく出たわね…と思いましたが、展示を見れば確かに、「美」そのものです。
上のチラシの写真だとわかりませんが、実はスプリンクラーのような装置で水のカーテンを作り、プリズムの光を当てて虹を作っているのです。

落ちてくる水は絹糸のようによじれながら、七色の織物となり、見る角度によって表情を変えます。乾燥した東京の冬の室内では、水の潤いが見ている者に染みこむようにすら感じられます。

他にもいくつかプリズムをつかった作品があるほか、一部屋全部を単色のライティングにしただけ、というのもありました。部屋自体としてはオレンジ色になっているだけでどうということもありませんが、そこに人物がいると、相手が白黒にしか見えないのがとても面白いのです。目の前にちゃんと居るのに、上映されている昔のフィルムを見ているような感覚です。

光を使った作品というと、ジェームズ・タレルを思い起こしますが、彼の作品が空間の広がりを感じさせるのに対して、エリアソンのこの作品は、より「光」と、それを作る「モノ」に焦点がある感じです。

全部で10作品ほどの小さな展覧会ですが、なかなか楽しめます。日曜に行きましたらかなりの賑わいでした。

2006年3月5日(日)まで(会期延長になりました!)
原美術館 
もより駅は五反田、もしくは品川です。品川駅のみどりの窓口では100円割引券を
売ってます。

この美術館には庭に面したレストランがあり、2時過ぎてもランチがあるので
行くときはいつも美術鑑賞兼昼食って感じです。

HPはこちら
posted by 銀の匙 at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする