2006年08月26日

8月最終週〜9月のリマインダー

開催中〜秋にかけてのリマインダー。現在開催中のものはこちらにもエントリーがございます。

なお、タイトルなど青字の部分はリンクが貼ってあり、クリックすると関連ページに参ります。

◆映画◆
【上映中】
パトリス・ルコントのドゴラ
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なんでわざわざ「パトリス・ルコントの」ってなってるんだろうと思ったけど、ひょっとして怪獣とかぶるのがイヤだったのかしら?

東京都写真美術館ホール(恵比寿)

【coming soon】
日本以外全部沈没
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秋公開
前売り開始と同時にゲットしたところ、オマケは日本以外が全部沈没したスーパーボール…す・て・き。いつから上映ですか?と聞いたら、さあ…というお返事だったのがまたすてき。

シネセゾン渋谷 他

悪魔とダニエル・ジョンストン

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自由の女神に落書きしちゃった狂気のミュージシャンにしてアーティストの物語。
ライズX

トリスタンとイゾルデ
私以上に何だかんだうるさい母が試写に行って参りまして、オススメと申しておりますのでよろしく…。
10月〜
みゆき座(銀座)他

◆展覧会◆

【開催中】
ふしぎ大陸南極展 2006
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〜9月3日まで

南極の氷に触れるこのチャンスをお見逃しなく!というかおさわり逃しなく!(え?)夏にうってつけの展覧会ですね。

国立科学博物館(上野)

ペルシャ文明展
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開催中〜10月1日まで
先日見て参りましたが、時間帯のせいか人が少なく、ゆっくりできました。動物の彫像が素晴らしいです。また、ガラスの碗(円形切子碗)の説明に「ササン朝の国際的大ヒット商品」とあったのが笑えました。確かに、正倉院にまで運ばれてますもんね…。

東京都美術館(上野)

【coming soon】
ベルギー王立美術館展

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クノップフ、デルヴォーら象徴派の出品もあるので楽しみにしている展覧会。目玉はブリューゲルですけどね…。

国立西洋美術館(上野)
posted by 銀の匙 at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 催し物 リマインダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月13日

ハイテック・ソウル High Tech Soul

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アメリカはデトロイトにて誕生した電子音楽「テクノ」についてのドキュメンタリー。

YMOがやってたような、メロディに特徴のあるテクノポップとは違って、デトロイト・テクノはダンス・ミュージックなので、一聴まず印象に残るのはそのリズムです。映画本編でミュージシャンが説明しているように、基本は「四つ打ち」と言われる、1小節に「ドン、ドン、ドン、ドン」と同じ強さの4拍のリズムが入るもの。

そこにリズム上の複雑さが加わっていくと「ジャングル」とか「ブレイクビーツ」とかジャンルが細分化されていくそうなんですが、えっと。説明してる本人も「何のことだかわかんないだろ」と言ってます(笑)。このリズムの差をヴォーカルパーカッション(ドラムの音を口まねでやる)で説明していて、それ自体すでに立派な楽曲。

デトロイト・テクノの担い手は地元の黒人DJたちで、先入観と言われようがどうしようが、彼らのリズム感の凄さこそがこのシーンを支えているのだと計らずも悟らされるシークエンスでした。

プログラミングによって自動的に音楽が生成されていくのではなく、ターンテーブルを使ったDJの技術をミックスすることで、楽曲は常に人の手が入った状態になっています。テクノにありがちな無機質さも、こうして彼らの手にかかればソウルフルな音楽へと変貌します。まさにハイテク「ソウル」というタイトル通りです。

そしてこの「ソウル」の部分の大切な構成要素として映画に登場するのがデトロイトという街です。よそ者の目には、荒廃した、特徴のない、醜い街…。そこに限りない愛着と神秘性、美を見いだすミュージシャンたちの矜持が、映画全体を引き締めています。

ただ、この手の映画が陥りやすい欠点(と私は強く思うんですが)がこの映画にもあります。インタビューやコメントを聞かせるのに終始してしまって、楽曲自体があまり流れないことです。誰それの音楽は素晴らしい…というコメント100連発よりも、もう一小節長く音楽を聴かせてくれれば観客は十分わかりますってば!演奏している様子なんかも地元じゃない限り滅多に見られないのですから、もうちょい時間を取ってくれればいいのに…。

なお、本編はDVDとしてリリースされるそうですが、劇場では本編の後に、デトロイト・テクノの華、デリック・メイのインタビューがあります。むしろ本編での彼より彼らしいのでは?とも思える8分ほどの貴重な映像、どうぞお楽しみに。

シアターN(渋谷)8月25日までの限定レイトショーです。
監督:ゲイリー・ブレドウ
posted by 銀の匙 at 16:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする