評判が良いからってあまり期待すると、後でガックリすることがあるんですけど、この映画はとても良かった。
原作はおろか実写版も見たことないので(「時を〜かける少女♪」って歌くらいは知ってるけど…今回の映画には無かったです)、タイトルからして超能力ものなの??と思ったけど、いちおうSFなので、時をかける能力について、それなりの説明はあります。ただ、こんなことしたら歴史が変わっちゃうけど、パラドックスが起きたらどうするんでしょう。毎回パラレルワールドに飛ばされるってことかしら?
それはさておき、内容は学園ドラマに「ラン・ローラ・ラン」を足したみたいな感じです。
「ラン…」の方は、エピソード同士が互いに影響を与えませんが、「時を…」の方は、時間をずらしたために、事態がだんだん、ヒロインの真琴が思いもかけない方向へ転がっていってしまう。このあたり、とても面白く出来ています。
明るくて大ざっぱで、男の子っぽい真琴が、わんわん泣いてる…。いやー泣きたくもなるでしょう。私も見ながら泣いちゃったもん。男性の監督さんが女の子の気持ちをここまで的確に描けるなんてスゴイ、と感心したら脚本は(たぶん)女性のようです。そうか、だから他のアニメのように女性が嘘っぽくなかったのね。
それにヒロインの真琴を演じた女優さんも素直な演技で、リアルなヒロイン像に一役買ってました。お相手(?)の千昭役の人も上手かったなあ…。
逆に男性陣の描かれ方はどうだったんでしょうね。私の目には少女漫画に出てくる、女の子の理想の男の子たちに見えてしまいました。
うr
しかしこの異常なまでの爽やかさ、「日本以外全部沈没」と同じ、暗黒筒井卿の原作とは到底思えませんな。いや筒井映画が爽やかでは変、と思ってるこちらが暗黒なのか…。
QAXシネマ(渋谷)
で見ました。2日先までの座席指定制です。
地下1階の劇場はGH列の10.11番あたりが
見やすいと思います。
拡大上映になったおかげか、連休中でも空いていました。
以下はネタバレというほどでもないけど、ストーリーの展開に触れてます。
続きを読む


