2008年06月29日

アルティメット・エージェント−タイ式シネマ☆パラダイス

なんとか滑り込みでタイの映画祭に間に合いました。せっかくだから「キング・ナレスワン」とか見ればいいものを、バカ映画とお墨付きの作品を見てしまうあたり、いかがなもんでしょうか…。(あんなに「マッハ!」の予告編に魅せられておきながら、疲れてて見られなかったことをいつまでも根に持ってるらしい)

で、なんかどっかで聞いたようなタイトルのこの映画、なんと好評につきシリーズ第2作目らしく、開始しばらくは2作目だからわかるよね的な雰囲気。こっちは何が何だか全然わかんないんですけど、(たぶん)お約束なギャグが炸裂してるのね…?と推測しつつ観賞。スゴいアクション映画という噂だったのに、ユルユルな感じ。

主役のカムラオは動作がどっかモタモタしてるくせに異様にカッコ付けてて笑うに笑えず、飛び越さなくても良い車をよっこらしょ!っという感じでバイクで越えたりして、ああ、お疲れさん!南国でアクションは疲れるよね、と観客(私)の同情を買う始末、香港映画のタチの悪いパロディみたいだと油断しておりましたところ!

そのユルいカーチェースがどんどんメチャクチャなことになっていくのであります。前の車を突き飛ばしたり自分がヨコになったりは当たり前、プロパンガスのボンベは飛んでくるわ、ミサイルは飛んでくるわ、作品説明にある通り、マジで撮影中に死人が出てないかこっちが心配になってきます。

ストーリーとアクション場面のインフレっぷりたるや「少年ジャンプ」も真っ青、かと思うと、主役が歌い踊るシーンもバッチリ用意されているのが如何にも東南アジア映画。こんなメチャクチャのくせに、歌い踊らなきゃいけない合理的(?)な理由があるのが、いきなりミュージカルシーンになっちゃう香港映画とはひと味違うところであります(そんなこと褒めてどうする)。

私はタイの事情に詳しくないので良くわからないんですけど、俳優さんが大体平均的に同じ民族の人って感じじゃなくて、いかにも土着の人っぽい感じの人からインド系っぽい人、チベット系っぽい人、中国系っぽい人などバラエティに富んでるのが興味深かったです。

おススメですか?と聞かれればそこはかなり微妙ではありますが、タイに詳しいお友達と見たらいろいろ楽しめそうだとは申しておきましょう。そして、この映画で一番笑えたのは、実は公式HPのこの宣伝文でだったりするのでした。まさに、この通り…。

メタボな身体ながらトニー・ジャーの向こうを張るアクションを見せたマムことペットターイ・ウォンカムラオ。そんな彼が微妙に冴えない身体の動きでアクション映画を初監督・主演したのが、前作『ダブルマックス』(04)(英題「The Bodyguard」)だ。ムリ、ムダ、ムラの多い動きとあくまでアクションを真面目に演じる三枚目のヒーローに、観客は大爆笑。四角い顔のシークレット・エージェントは、一躍タイで有名なキャラとなった。あれから3年。満を持して、そのパート2が登場。ぎこちないマムのアクションはそのままに、よりハチャメチャで痛快な内容に仕上がったのが本作だ。やたらと火薬の多い爆破シーンや死人が出ていないかこちらが心配になるカー・アクション、唐辛子のようにピリッと効いたトニー・ジャー(特別出演)のアクションもお見逃しなく!

シネマート六本木
7月11日まで。
全席入れ替え制で、入り口で座席を指定する方式です。
チケットぴあでは当日でも買える1回券が発売されててオトク。
posted by 銀の匙 at 17:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月15日

6〜7月のリマインダー

6月〜のリマインダー。今年の夏休みは豊作の予感です。

【映画】
上映中
タイ式シネマパラダイス
ああーーー!!行かれないうちに早くも終盤に。
行かれる方はぜひぜひぜひぜひ見て下さい!!
HPはこちら
シネマート六本木

2008年7月5日〜
スピードレーサー
予告がちゃっちいので(ごめんなさいごめんなさい)非常に心配ではありますが、アニメ版が超好きだったので見ないわけにはいかないかと…
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2008年7月26日〜
テネイシャスD
ジャック・ブラックのロック映画。って言ったら分かる人には分かりますね……………‥‥‥‥‥…‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥どんなにくだらないかが(闇爆)
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2008年6月21日〜
インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国
説明するまでもないでしょうね、これも。
そして、先日某所で見せていただくまで「ハムナプトラ」とごっちゃになっていたことは(見たのは「ハムナプトラ」の方ですが)西の海の彼方に連れて行く秘密です。
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2008年6月21日〜
西の魔女が死んだ
ロケのために清里に作られたセットをぜひ訪問したい…と野望を燃やす私であります。
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2008年9月〜
ベティの小さな秘密
betty.jpg
シネセゾン渋谷ほか

2008年8月23日〜
レス・ポールの伝説
resuporuno.jpg
渋谷アップリンクX他


【展覧会】
開催中〜2008年6月21日まで
六田知弘 写真展 ロマネスク 闇に棲むもの
先般、近代美術館でもすばらしい展示があった写真家の展覧会。展示品は販売もしています。

ギャラリー福果(神保町)
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開催中〜2008年6月22日まで
スウェーデン コマ割漫画展

スウェーデン大使館(六本木一丁目)
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開催中〜2008年8月9日まで
グレン・マーカット展 シンキング・ドローイング/ワーキング・ドローイング

ギャラリー 間(六本木)
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開催中〜2008年6月29日まで
北欧の夢 ニューヨークの洗練 日本の情緒〜脇坂克二テキスタイルデザインの世界

女子美アートミュージアム(相模大野)
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開催中〜2008年7月6日まで
デザイナー誕生:1950年代日本のグラフィック
印刷博物館(飯田橋)
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2008年6月〜6月29日まで
BLUE BOOK Group展
blue.jpg
会場:A ブックギャラリー ポポタム(西池袋・目白)
 6.23(月)のみ休廊
会場:B ギャラリー&カフェ ファインド
6.24(火)のみ休廊
ポポタムのHPはこちら


開催中〜6月29日まで
没後50年 モーリス・ド・ブラマンク展
損保ジャパン東郷青児美術館(新宿)


開催中〜9月15日まで
NSハーシャ展
メゾン・ド・エルメス(銀座)


開催中〜7月4日まで
モバイル・アート
予約HPはこちら
代々木競技場


開催中〜6月28日まで
チェ・ウラム
スカイ・ザ・バスハウス(谷中)
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2008年7月8日〜8月17日
対決−巨匠たちの日本美術

若沖と雪村…人気どころをフィーチャーしてきましたね。美術館のNHK(?)東博ならではの豪華組み合わせに期待です。

東京国立博物館(平成館)


開催中〜2008年7月27日まで
日本画満開

山種美術館(半蔵門)
posted by 銀の匙 at 08:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 催し物 リマインダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月03日

四川省大地震・緊急支援コンサート

今回は特別エントリー。
チャリティコンサートのお知らせです。
義援金を送ろうかと思うものの、本当に被災地に届くのか…とつい募金に二の足を踏んでしまいがちな日本人の心境をよくご存じ(苦笑)なのか、ついに情熱の人、荘魯迅先生が立ち上がりました。

この方の著作を読んだことがありますが、ホント、中国の知識人は行動が伴ってて熱いです。コンサートに行かれなくて残念ですけど、募金はしようと思ってます。↓下の方に転載させてもらった荘先生からのお願いの言葉が泣ける…。

中国四川省大地震
荘魯迅・緊急支援コンサート


日時:2008.6.11(水)
開場:2:00pm    
第一ステージ: 2:30pm
第二ステージ: 3:30pm

場所:大田区民ホール・アプリコ(小ホール)
(大田区蒲田5−37−3)Tel: 03-5744-1600
入場無料
※コンサートの会場費、運営費は「我愛長江会」が負担し、義援金はすべて被災地へ届けます。

主催:「我愛長江会」
後援: 荘魯迅事務所/三凌商事株式会社
お問い合わせ・荘魯迅事務所  Tel: 03-3754-0900
Tel: 090-5395-5444(imagawa)  090-2424-2852(kitada)

★ コンサートの主旨=被災地への支援を呼びかけ、義援金を募ります。
★ 募金の目的=やがて始まる四川省江油市(李白の故郷)の再建に貢献することです。
★ 義援金を届ける方法=時期を見極め、荘魯迅が自ら現地へ届けます。
結果は、「我愛長江」の会報を通して報告します。
なお、届けるための旅宿費は荘魯迅自身が負担します。
★ 荘魯迅からのお願い――
義援金についてですが、この度は金額を問わず、ぜひお名前をご記入いただきたいと思います。なぜなら、復興のあかつきには、わたくしは義援金とともに、「これだけ多くの日本人があなたがたの再建を応援している」というメッセージを伝えたいと思っているのです。そのメッセージは、明日へ邁進する勇気にもなると信じています。


★「我愛長江会」会長・今川良太郎および運営委員会一同からのお願い――
ひとりでも多くの方々に来ていただきたいのです。あなたがご無理なときは、お近くのご友人、知人にぜひ声をかけてください。

★ 会場のご案内――
JR京浜東北線の「蒲田」駅東口徒歩3分。JR京浜東北線、東急多摩川線・池上線「蒲田」駅東口より徒歩約3分。
京浜急行「京急蒲田」駅より徒歩約7分。

★ 荘魯迅のPROFILE――
 1956年8月16日上海生まれ。1980年歌手デビュー。中国全土で音楽活動を展開。吟遊詩人として、またシンガーソングライターとしても広く知られる。
1988年来日。日本語を習得し、東洋大学文学部国文学科に入学。その後は大学院に進み修士学位を取得、修士論文『森鴎外論・その反近代精神の構造』で優秀論文賞を受ける。
現在、音楽活動の傍ら、和光大学、朝日カルチャーセンター、NHK文化センターなどで漢詩、音楽及び中国史、中国語を教える。

posted by 銀の匙 at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 舞台/パフォーマンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする