2009年01月01日

WALLE ウォーリー

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

さて、1月1日は映画の日。毎年恒例で映画を観るようになりました。今年は、予告を観て以来ずっと気になっていたピクサーの「ウォーリー」を観ることに。

劇場は日比谷宝塚の隣にある、日比谷スカラ座です。

元旦ということもあり、大きな劇場にお客さんはまばらでしたが、豪華な映画館でゆったり映画に浸れて、なかなか良いお正月になりました。

昔懐かしい「ショートサーキット」を彷彿とさせる、ちょっとアナログなゴミ処理ロボット「ウォーリー」(再起動の音声がMacの起動音なのでドキっとするんですけど…)。誰もいないゴミだらけの地球で今日もけなげにお掃除に励んでいると、突然、宇宙船からiMacっぽいつるるんとした未来形ロボットが現れます。

好奇心旺盛なウォーリーは早速近づいてみるものの、新型ロボットがカラミティ・ジェーンかよ?な抜き撃ちの早さであちこち破壊しまくり、ビビるビビる。それでも、持ち前のけなげさをここでも発揮して、この猟奇的な彼女とお近づきになるのですが…。

観るべきものは、まず背景。
ゴミの舞い散る地上の様子から、ゴージャスな宇宙船での描写まで、汚しもバッチリ入って圧倒されます。もはやセットなのか絵なのかわからない域に達しており(というか、映画撮影でセットなんて、もう使わないのでしょうか)、現実味にあふれています。

それでも、キャラクターや画面全体の動かし方にはアニメーションらしい部分が残っており、そのあたりの匙加減が絶妙です。

宇宙船内での描写などにほんの少し、ブラックなテイストを滲ませてみたり、誰もいない地球に(「感染列島」の予告を観た後では特に)ちょっと怖い感じを匂わせたりはするのですが、そこはアメリカ映画なので、ストーリーはあくまで楽天的な方向へ進んでいくのであります。

制作陣が意識してるかどうかはわかりませんけど、相手が名乗ったら自分の名前も必ず言うとか、相手が通ろうとするときは道を空けるとか、アメリカの良き伝統が未来社会にも受け継がれてるのはなかなか嬉しいですね。

ただ、お話の赴くところもいかにもアメリカ風で、こんな具合に円満解決になるのが本当に良いのか、ちょっと疑問に思ってしまいました。子ども向けだしフィクションだとはいえ、ひょっとしたらアメリカの人って環境問題とその解決法をこんな風にとらえてるのでしょうか。だとしたら、それはちょっと怖い…。

日比谷スカラ座は、かなり広い劇場で音響もなかなかです。ただ、真ん中の通路前後の席は、ぴあのリザーブシートとプレミアシートで占められており、それ以外で見やすい席というと、プレミア席の真後ろの2、3列しかないので、通常はあまり嬉しくない劇場かも知れません。

しかし、本日は映画の日!プレミアシートは一般客にも開放され、見やすい席でゆったり鑑賞でき、本当におトクでした。
posted by 銀の匙 at 22:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする