2013年09月06日

アンドレアス・グルスキー展

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(絵葉書から)

ドイツの写真家、アンドレアス・グルスキーの個展を見てきました。

地下鉄にこの展覧会のポスターが貼ってあり、とても心惹かれたのでふらっと見に来ただけで、初めて見るしどんな作家なのか全然分かりませんが、非常に面白かったです。

ほとんどが見上げるほどの巨大な作品で、その壮大なスケール感とは裏腹に、細部までピントが合っている画面に引き込まれます。マクロな視点とミクロな視点が同居し、全体として均衡が取れながらも、画面のどの地点も均等に重要で、同じ注意力を注ぐことができる。

それはありきたりの光景なのに、肉眼では決して見ることのできない、フラットで不思議な世界…。

ドイツの人らしく(たぶん)、簡潔で構造的なものがお好きみたいなんですけど、幾何学的でキッチリしたものを撮っている割にというか、だからこそというか、有機的な感じを受けます。

私は上の絵葉書のような風景写真が好きだったのですが、群衆を撮った作品や、建物を撮った作品も面白いです。スーパーカミオカンデの内部など、日本を撮った作品も何点かありましたが、シカゴの取引所の写真を見た後で東京の取引所の写真を見ると、さまざま人種、色とりどりの服装の人がいるカラフルな前者と、髪も背広も濃い色でほとんど黒一色の後者のコントラストが強烈でした。

2013年9月16日まで 新国立美術館(六本木)
posted by 銀の匙 at 01:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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