2015年05月04日

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」2015

*げげ…すみません、今朝になって読み返してみたら、途中、書いたり消したりしたせいか、記述が入れ替わっておかしな事になっていました…おわびして訂正いたします。

s-passions.jpg
(↑今年のキーヴィジュアルはこんな感じ)

今年も鑑賞&参加いたしました、ゴールデン・ウィーク恒例・クラシック音楽のお祭りです。今朝は日比谷あたりで御神輿も担いでたみたいで、祭日の雰囲気満点でした。

今年のテーマは「パシオン」ということで、耳慣れなかったせいもあり、恐らく去年よりは、若干来場者も少なめだったかと思われます。それでも、クラシック音楽でこれだけ人が集まるってところが、そして毎年続いてるってところが、本当に貴重な催しだと思います。

いくつか聞いたプログラムから良かったと思うものをピックアップしてみますと、やはり、一番はボリス・ベレゾフスキーですかね…(ホント、例年飽きずによく聴くね)。

つか、よみうりホールでの公演(174)でしたが、配られたプログラムリストは堂々

ショパン   未定
ラフマニノフ 未定
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ってミステリーツアーじゃないんだからさ…。

でも、シロクマが弾くなら、この際何でもいい!というお客さんが私含め圧倒的多数だった模様で、ほぼ満席のお客さんの期待を裏切らず、相変わらずテキトーに間違えてるところはあるし、ピアノ壊しそうだし、あれ、全部ラフマニノフだったよね、ショパンなんかやった? って感じで、終わったら何だか思わず笑っちゃいました。

日本の人は自分たちの特徴を「和の精神」とよく言ったりしますが、ロシアの人は、自分たちを「楽天的」だと言うそうです。これまで、え、マジかい...、そうね、セルフイメージって他人から見てるのとはだいぶズレがあるよね…とか思っていたのですが、この人の演奏を聴いたら、あぁ、ちょっとは納得できるかもなぁ、となぜか思ってしまいました(ちなみに、曲はショパンのバラード、スケルツォ、ラフマニノフの「音の絵」でしたが、アンコールでグリーグの「抒情小曲集」をやってくれました。これがまたもの凄く良かった)。

134 レミ・ジュニエのピアノ、ショパンの4つのマズルカは、少し力んでたのと、かなり急いでる感じがして、あれ?という印象でしたが、続くショパンのピアノソナタ第3番は素晴らしく、特にアレグロ・マエストーソは目の覚めるようなユニークな解釈でした。フィナーレもばっちり決まってました。

251のエカテリーナ・デルジャヴィナのピアノは、優美ではあったけど弱弱しく、最初はあまり特徴を感じませんでした。

バッハのフランス組曲、グールドのように割とくっきり弾く演奏スタイルに慣れていたせいか、どうももやもやした感じで、チェンバロだったらこれでいいのかもしれないけど、ピアノだとどうなんだろ…と聴いてるこちらももやもやして、はっきり言って凡庸な出来に聞こえました。

朝一のプログラムだったので、早起きしてわざわざやってきたらしいお客さんの気合いが物凄く、むしろそこに感動です。一音も聞き逃すまいと姿勢前のめりだし、ダメな演奏には拍手まばらだし朝の勤行みたいでした。

しかし、5番に入ると、くっきり弾かないことで、却って音のつながりが模様のように分厚くなり、豪華な織物みたいで、とても新鮮でした。今後はこの曲、彼女の演奏を懐かしむことになりそうです。会場の厳しいお客さんたちも喜んでました。

216 「ヨハネ受難曲」は、席についてみたらビックリ仰天したほどの良い座席だったにも関わらず(「チケットぴあ」よ、ありがとう)、またもホールAの呪いか(このホールで声楽はやめといた方が…)、音がステージの天井や奥に引っ込んでしまっているかのようで、聞きづらく感じました。

それでも、エヴァンゲリストが素晴らしく、また、フォルテのときのミシェル・コルボの力強く決然とした指揮っぷりに見とれてしまいました。合唱はフーガになると子音が浮き上がるように聞こえてきて、ドイツ語の歌って良いもんだなぁと改めて感動いたしました。

来年のテーマは早くも「自然」と発表されました。これはなかなか楽しみですね。メシアンとか、やらないかな…。

ということで、拙い演奏をお聴きくださいました皆さまもありがとうございました。

今年は体調を崩したせいで、前夜祭の「メサイヤ」に参加できなかったのが返す返すも残念です。

皆さまもどうかご自愛のうえ、来年もラ・フォル・ジュルネでお会いしましょう!
posted by 銀の匙 at 22:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 舞台/パフォーマンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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