2015年10月04日

オスカー・ニーマイヤー展

ブラジルの建築家、オスカー・ニーマイヤーの作品を映像、写真、模型と関連作家の作品で紹介する展覧会。実は、日本の建築ユニットSANAAが会場構成をすると聞いたので、それを見に行くつもりでおり、肝心の主役の方は何だか名前を聞いたことがあるなぁ、誰だっけ…? とずっと思ってたという情けない状況。

そうか、ブラジルの新首都・ブラジリアの設計をほとんど一人でやった、って人だったのですね。

しかし、そんな偉業よりも、会場についてこの展覧会のポスターを見たら、あっ、この人だって、ようやく思い出しました。
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そうそう、偶然見かけた雑誌の表紙に、ホンマタカシさんがこの建物を撮った写真が使われていて、それで覚えていたんでした。(→関連記事はコチラ

被写体であるニチロイ現代美術館関連の展示が、やっぱり一番心惹かれました。カップめんの「赤いきつね」そっくりな形をしていて、屋根の部分はお湯を注いだ直後みたいにこんもりしているんだけど、実は花を横からみた形にインスピレーションを受けたらしいですね。言われた後も、ふーん、そうなのかなー?くらいな似てる度ではありますが…。

この建物の中に入って行って、中から外を見る映像というのもとても素敵でした。赤いスロープを登って、入り口を入るとワクワクする空間が現れます。ぐるりと巡らされた窓からは海がみえ、逆に、外から建物をみると、海にせり出して設置された建物の床の部分に海面が反射してきらきら輝いています。写真で見ると現代的なオブジェみたいですが、こうして背景と共に見ると、まるで建物が生きているかのようです。

ジオラマとして再現された広い公園の中に入っていくという展示もあり、またほとんどの展示物が撮影可という参加型の催しで、それはそれで大変良い発想だったと思いますが、みんなスマホで撮影するから結構うるさいし、ピントを合わせるために不用意に後ろに下がるので、なかなかデンジャラスな空間ではありました。

だからといって、こういう先進的な試みをやめちゃうのはもったいないので、何か上手い方法を考えたいところですね。

久しぶりに清澄白河へ来たので、ぶらぶらとあたりを歩いてみたら、美術館の近くに、とても面白い共同住宅がありました。何だか公団の建物のような、でもそれにしてはスペインあたりにありそうな、とても心惹かれる空間でした。社員寮か何かかと思い、帰宅して調べてみたら、元は公団の建物だったのをリノベーションした、三好住宅という賃貸住宅でした。
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駅からなおもぶらぶら歩いていくと、高橋、という橋に行き当たります。眼下には、水上バスの発着所があり、「高橋のりば」と書いてある。鈴木さん、田中さんは別の乗り場からってことかな…などとくだらないことを考えているうちに、「森下」という隣駅に到着。

ここは、小さいけど不思議な飲食店が集まっているところみたいで、コックさん外国人でお店は6人入るとギュウギュウ、みたいなお店とか、いろいろ面白そうなところです。看板に惹かれて、少し離れた場所の、雰囲気のよい定食屋さんで夜ごはんを食べました。すると、すぐ近くに、これまたすごく雰囲気のよい古本屋さんがあり、出先だっていうのにかなり買いこんでしまいました。

お店を出てから、おお、ここがまさに前日、お友達が教えてくれた「ドリス」って古本屋さんだったんだと気が付きました。(→HPはこちら
(いいお店教えてくださってありがとうございます☆)

ということで、展覧会は2015年10月12日までやっているので、あれ、これだけ?…な規模の催しではありますが、周辺散策も兼ねて、どうぞお出かけになってみてください。

東京都現代美術館(清澄白河)
展覧会のHPはこちら↓
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/oscar-niemeyer.html
posted by 銀の匙 at 12:14| Comment(2) | TrackBack(0) | 展覧会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あああっ!!
古本屋さんのHP・・・見ちゃった〜
欲しい本がっつ!!
でも12800えんは無理ぽ・・・・
心騒いだだけで見るんじゃなかったw
いや、実店舗ぢゃなくてよかったww
Posted by Elfarran at 2015年10月05日 12:35
エルさん、こんばんは。

大阪ではお世話になりました。
こんど東の国にお出での節は、目隠ししてこの本屋さんに連れていくから覚悟しといてくださいよ。

昨日ユニクロに行って、ちょっと迷った挙句、この服を買わなきゃ文庫が10冊は買える、ってつい口からでちゃったら、あんたは頭がおかしい!って、友達に見捨てられました。

しょんぼりしてたらエルさんのコメントが。えっ、良い本あったんだ?と思って覗いたのが運のつきで、つい、クリックしちゃいましたとも。お値段は3分の1くらいでしたけどさ…。

結論。

服が本に化けたって怪談は、いい加減、季節外れだと思う…(だから実話なのね…)。

Posted by 銀の匙 at 2015年10月05日 23:42
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