2016年01月21日

ジョン・ウッド + ポール・ハリソン 「説明しにくいこともある」展

s-説明しにくい.jpg
写真はチラシから

会場を入るといきなり目に入るのは、2人3脚のサエない男性2人が、ボールマシンから繰り出されるテニスボールから逃げ惑う映像。

最初のうちはまだ余裕があるものの、機械的にボールを打ち込むマシン(って機械だから当たり前か…)は容赦なく、数分のうちに、逃げ切れずに直撃されたり、ムリやり避けて相棒が直撃されたりと事態は悲惨な方向へ。観てる側も痛い思いに乗り移られつつ、つい笑ってしまう作品です。

会場に並ぶ20作品は、ほぼ、何でこんなこと思いついたかな的な脱力系の映像作品やインスタレーションばかり。

テーブルの上に白いスポンジがあって、青い液体がこぼれると全部吸い取っちゃって真っ青に、とか、等間隔に糸が並んでるなと思ったら、上から積み木の家が降りてきて、糸をガイドに等間隔に並んだ、とか、ここで終わるか? だから何なの? みたいな映像が並んだヤマもオチもない作品(《ノート》)があるかと思えば、駐車場に止まっている車(ミニカーですけど)がドラマチックに爆破されるシーンが延々続く、ヤマしかない作品(《DIYVBIED》)とか、リアクションに困る作品がてんこ盛り。

作家の名前もジョンとかハリソンとかポールとかわざととしか思えない紛らわしさで、今日になっても組み合わせが全然覚えられません。

それでいて作風が妙にスタイリッシュで色や動きが美しいのが、またすごくムダな感じ。

深い意味があるのかも知れませんが、それを追及するのは野暮な感じ、っていうこのモンティ・パイソンな感じが、よく分かんないけどたぶんイギリスのお国柄なんだろーなーと感心してしまいました。

私が一番好きだったのは、《エルドクンデ(地球の調査)》という16分4秒の作品。

1秒かかることもあるけど16分4秒かかることもある、この説明しにくい感じ、どうぞ実地でご堪能ください。

公式ホームページは→こちら。予告の動画もあるんだけど、残念ながら、あまり面白そうに見えませんね…。

NTTインターコミュニケーション・センター(初台)
2016年2月21日まで
posted by 銀の匙 at 00:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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