
スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、デンマークの北欧4か国のデザイン製品を集めた展覧会。北欧系のインテリアや建築がもてはやされているせいか、来場者は20代後半〜30代くらいの若者が目立ちましたが、これらの製品の黄金期は50〜60年代で日本にもたくさん入っているので、にわかにブームになったというより、ずっと変わらず愛され続けているといった方が正しいでしょう。
会場をざっと見ただけでも、クリスティアンセンのペンダントライト、カイ・フランクのテーブルウェア、ヤコブセンの椅子、レゴブロックなどなど、まるで実家に返ったような展示品のオンパレード、きっと多くのお宅でこれらの製品が現役バリバリで使われているものと思います。もっとも、最近になるまで、誰がデザインしたのかなんてことはあまり意識していませんでしたが…。会場のディスプレイではデザイナーをピックアップしていて、顔写真も出ています。ヤコブセンなんて「デザインと顔のイメージが合わない」とか可哀想なこと言われてましたっけ。
日本の習慣に従ってか、最近のトレンドか、はたまた北欧のスタイルなのか、デザイナー名を姓、名の順に表示しているのが目を引きました。
仮に飽きても丈夫で壊れず、なかなか模様替えできない北欧スタイル(笑)、あんな巨大な人たちが使っているのに日本の狭い家にも良く合いますね。素材や色、形に、どことなく日本と共通点があったり、日本から影響を受けたりするものがあるせいでしょうか。
展示の仕方は良く工夫されているものの、なにせモノがモノだけに、展覧会へ来たというよりは見本市に来ちゃったような印象は拭えませんでしたが、200点以上が勢揃いしているのは壮観です。見ているだけで安らげる空間なうえ、名作椅子に座れるコーナーもあるのが嬉しいかも…。
2008年1月14日まで
東京オペラシティ アートギャラリー(初台)
